目次
空間を緑豊かに彩ってくれる観葉植物は、お家や事務所などで広く使われています。
種から丁寧に育てた観葉植物だけでなく、人工の観葉植物もあり、ガーデニングの趣味を持つ方やインテリア目的の方にも人工の観葉植物は浸透しております。
ひと昔前の人工の観葉植物は、いかにも“作り物感”のあるクオリティが多かったのですが、現在販売されている人工の観葉植物だと、普通の観葉植物と見分けがつかないほど精巧に作られており、手軽に飾れるインテリアとして人気を集めているのです。
また、昨今ウイルスや菌類への対策手段に「光触媒」が注目されてきており、この技術は人工の観葉植物でも有効なので、清潔な空間をお求めならぜひ今回の解説をご参考ください。
ストレスの多い現代で観葉植物は癒しになる
昨年から国内外で猛威を振るっている新型コロナウイルスの影響もあって、自粛要請で思うように外出がしづらい状況下にありますが、自宅に長くいることで精神的に負担を感じる方も大勢見られます。
お仕事でも業種・職種によってはリモートワークが推奨されているため、家で長期的に過ごすことになって新鮮な空気を吸う機会が少なくなってきているわけです。
その影響もあって外に出てさまざまなアクティビティを体験できず、日ごろ溜まったストレスを解消できない、やりたいことを叶えられず、我慢や不安で憔悴してしまいやすくなるのです。
そんな状態を少しでも緩和させる意味でおすすめできるのが観葉植物であり、屋外でも気軽に育てられるため気持ちのリフレッシュ目的にも使えます。
観葉植物は自然由来のものから人工のものなど、質感や品種などバリエーションは多岐にわたりますが、サイズも部屋の広さに応じて選びやすいため、誰でも簡単に入手できるでしょう。
観葉植物がもたらす効果とは?
ここから先は、普段の生活に観葉植物を取り入れることで得られる効果についてお話しします。
観葉植物はガーデニング用品店や大型スーパー、通販でも購入できる代物なので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
①リラックス効果が見込める
心が疲れたときに森林浴をして、気持ちが晴れ晴れとした経験のある方もいらっしゃるかもしれませんが、観葉植物でも同じような効果が得られます。
観葉植物の緑色の葉が眼精疲労を和らげて自律神経を整えてくれるとされているため、癒しを求めるなら観葉植物を置くといいでしょう。
②育てることにやりがいを持てる
人工の観葉植物ではなく、“生き物”である観葉植物を部屋に置いて日常的に水やりを行えば、自分の手で動植物を育てる楽しさ・喜びを味わうことができます。
観葉植物は日光の当たり具合や水やりの頻度などで“体調”が変わるため、愛情を込めて丁寧に向き合う必要があるわけですが、観葉植物が美しい花を咲かせたときは生長させたことの達成感を得られるはずです。
③インテリアとして飾れば雰囲気が華やかになる
空間づくりの手段として観葉植物の配置は重要な要素になります。
観葉植物を屋内の要所に置くことで、殺風景に感じやすいオフィスや自宅の一室がオシャレで爽やかなイメージに一新されるでしょう。
自分の好みに合った種類だけでなく、部屋の内装や家具に親和性のある観葉植物を置けば、調和の取れたインテリアとして輝くこと間違いなしです。
さらに、上記でもお伝えしましたが毎日水やりなどで可愛がれば、気持ちに応えるかのようにちゃんと生長してくれるので、景観を良くするのはもちろん、癒しが欲しいときにも観葉植物はおすすめできます。
④光触媒の作用で空気が綺麗になる
観葉植物は、森に植えられている木々と変わらず光触媒によって光合成を行います。
光触媒は、太陽から送られてくる紫外線に作用して“酸化還元反応”を発生させ、大気や土壌などの環境を浄化する効果を持っており、光触媒による光合成で植物は綺麗な空気を生み出してくれるのです。
分かりやすく言えば、光触媒・光合成で空気中に存在する有害物質を分解し、二酸化炭素の量を減少させる代わりに酸素を増やしてくれます。
観葉植物もサイズによって光触媒・光合成で発揮する効果に違いがあるものの、室内の空気を新鮮なものに浄化したいなら観葉植物は置いておいて損はないでしょう。
人工の観葉植物では光触媒は無理?
紫外線を葉が吸収して水蒸気を排出する天然の観葉植物は光触媒による光合成が可能。
ですが、造花である人工の観葉植物は文字通り「作り物」であるため、自然本来の光触媒・光合成はできません。
「じゃあ、光触媒ができる植物を選ぶべきか」どうか言うと、実は判断が分かれるところです。
というのも、近年で販売されている人工の観葉植物は全体的な質感・ボリュームが本物と遜色ないレベルであり、光触媒の加工が葉の表面に施された商品も存在します。
植物のように毎日水やりを行う必要がなく手間がかかりませんし、虫食いや枯れることがないので長い間インテリアとして使用できる人工の観葉植物。
本物と比べて種類が少なく育てることのやりがいは感じない点が惜しいですが、光触媒で使うコーティング剤を葉に使用できるため、光触媒・光合成のような効果を発揮してくれるのです。
「光触媒に関心があっても本物の植物を管理するのが大変……」と考えている方は、ぜひ光触媒の加工がされた人工の観葉植物をご検討ください。
光触媒があれば場所を選ばず空気が浄化できる
人工の観葉植物が本物より優れているポイントは、水や日光による栄養摂取がいらないため、屋内外のどんな場所でも置ける点です。
葉のサイズや鉢のサイズ次第で個室トイレの余ったスペース、キッチン周辺、狭い窓辺でも配置できるうえに一切の世話が必要になりません。
そして、葉または花びらに光触媒を施しておけば、配置した場所の空気を浄化してくれるので、清潔な住環境が欲しい方には強くおすすめできます。
光触媒には太陽光線・紫外線が不可欠だと、ほとんどの方は思われるでしょう。
しかし、光触媒の研究が進んでいる現在では紫外線以外の光エネルギー、室内にある蛍光灯やLEDなどの可視光線にも応答してくれるタイプの光触媒も存在するのです。
これら光触媒のコーティング剤には、有害物質を分解する「酸化チタン」と高い抗菌作用を持つ「銀イオン」が含まれており、この2つの配合で微弱な光や暗所でも光触媒が起こるようになっています。
光触媒を施した植物は屋内の消臭をはじめ、部屋の汚れ、アレルギーの原因になる有機物を取り除く効果やカビの抑制を行ってくれるので、部屋の清潔度を高めたい方は購入しておくべきでしょう。
「ハイブリッド光触媒GLコート」も消臭・抗菌で効果抜群
光触媒の加工がされた人工の観葉植物は、観賞用のインテリアでも空間をオシャレに引き立ててくれますし、光があればコーティング剤の環境浄化作用によって綺麗で過ごしやすい環境に整えてくれます。
ウイルスの感染防止対策で消毒や除菌、抗菌が重要視されている現在では、光触媒の効果を持った商品が快適な生活を送るうえで非常に大きな助けになることでしょう。
それ以外では、人や動植物に悪影響を与えるウイルス、細菌、雑菌、真菌を除去してくれる「ハイブリッド光触媒GLコート」もおすすめです。
一般的な光触媒だと主成分に銀イオンが見られるものですが、ハイブリッド光触媒GLコートでは「ナノ銀」が使われており、空気中のウイルスも引き寄せて不活性化(無害なレベルにする)します。
除菌・抗菌、持続性、安全性、汚れ防止の面でも、普通の光触媒より優れた効果を実現してくれるため、衛生管理が優先される飲食店や工場など幅広い場所で施工実績があります。
酸化チタンとナノ銀の力で室内を常に清潔な状態にしたいなら、ハイブリッド光触媒GLコートの施工を覚えておいて損はないはずです。
まとめ
今回は観葉植物による光触媒・光合成の解説、人工の植物でも光触媒ができるのかどうかをお話ししました。
世話をするのが面倒に感じて、今まで一度も植物を育てたことがないという方の姿も見られますが、光触媒の加工がされたものであればクリーンな空気に浄化してくれるため、これを機に購入を考えてみてはいかがでしょう?