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国内外で猛威を振るっている新型コロナウイルスを機に、飲食店をはじめさまざまな業界でウイルス対策や抗菌への意識が高まってきました。
特に、オフィスや飲食店、公共交通機関など人の往来が激しい場所では消毒や除菌が欠かせないため、確かな効果を持った感染防止対策が方々で注目を集めています。
手洗いやうがい、部屋の換気以外で、ウイルス感染対策についてどんな手段が有効なのか、気になる人もいらっしゃることでしょう。
目に見える汚れや空間に浮遊している細菌やウイルスを抑えるうえで効果的なものに「光触媒コーティング」と呼ばれる技術が挙げられます。
光触媒コーティングを活用することで、飲食店など広範囲での感染対策にも非常に役立つはずです。
今回は、光触媒コーティングの解説や飲食店などでの活用方法についてお伝えしていきましょう。
そもそも「光触媒コーティング」って?
新型コロナウイルスの影響もあり、光触媒コーティングへの関心が高まってきていますが、そもそも光触媒コーティングがどういうものか分からない人も多いはずです。
まずは、光触媒コーティングの仕組みについてお話しします。
光触媒コーティングとは、光のエネルギーを利用して汚れのもとになる物質を分解・発散させる特殊な技術です。
触媒となる物質が光を受けることで高い酸化分解力を発揮し、生活環境下にある悪性・有害な物質を無害なものへと分解する作用が「光触媒」と呼ばれます。
太陽、蛍光灯や紫外線などの光が働き、空気中に漂う菌や悪臭を排除して環境浄化に努めてくれるのです。
目に見えない汚れや臭いを光の力で排除して綺麗な環境へ整えてくれるため、オフィスや飲食店など人が集まりやすい場所なら効果を実感しやすいことでしょう。
また、光触媒の性質でもっとも分かりやすい例が、太陽の光を浴びて反応を起こした葉緑体が酸素を生成する「光合成」でしょう。
太陽の光を利用して二酸化炭素と水を分解、その後に酸素を生み出す光合成こそ、天然の光媒体だといえます。
光触媒コーティングは、ひと昔前は紫外線のみに反応するのが一般的でしたが、現在では光触媒コーティングの研究も進み、紫外線以外でも住宅や飲食店などにある蛍光灯、LEDといった可視光線でも反応するようになりました。
使用するのは“光エネルギー”と“酸化チタン”
住宅や飲食店で光触媒コーティングをする際に材料となる要素は、光エネルギーと酸化チタンの2点になります。
光エネルギーは言うまでもなく太陽や蛍光灯といった光源。
では、酸化チタンとはどういうものなのでしょう?
こちらは化粧品や歯磨き粉、菓子の製作にも使用される超微粒子の白色粉末であり、光触媒作用を持っています。
光触媒コーティングでは数多くの金属が反応を示すのですが、特に強い反応を起こしてくれるのが酸化チタンなのです。
酸化チタンにさまざまな成分を配合したうえで光触媒コーティングを行えば、カビの発生を抑え、臭いの元を分解し、細菌を不活化させてくれるため、学校やクリニック、飲食店でも高い効果を期待できるでしょう。
持続力のある抗菌作用で長時間の清潔を実現
飲食店や住宅の屋内に塗布することで、空気中の細菌や悪臭を引き寄せて分解してくれる光触媒コーティング。
市販される普通の除菌剤は短い期間で何度も吹きかける必要があるものですが、光触媒コーティングの場合、太陽光や照明に反応すれば環境浄化作用を繰り返してくれるのでおすすめです。
喫煙スペースのある飲食店やオフィスなどは、タバコや食べ物の臭いがカーテンや壁に染み付き、汚れ・悪臭がつきやすいため、手間をかけて清掃しなくてはなりません。
ですが、光触媒コーティングを活用すれば空気清浄機や洗剤の塗布といった余計なコストを削減できるだけでなく、長期的に清潔状態に導いてくれます。
また、臭いや汚れ除去はもちろん、高い防汚性で照明器具の明度低下も防ぎやすくなるので、飲食店の温かみのある雰囲気を維持することも期待できるでしょう。
一般的に使用される消毒液との違い
除菌・抗菌作用のある消毒成分の代表として、次亜塩素酸水とアルコールが挙げられます。
次亜塩素酸水とアルコールは飲食店でも使用されることが多い消毒液ですが、以下のような問題も挙げられます。
・次亜塩素酸水
除菌効果は高いが、濃度により効果が変わるため、薄く希釈しすぎると効果が半減します。逆に高い濃度で使用すると人体に影響が出る可能性もあり、高い安全性があるとは言い切れません。微塩素臭が発生するため、この臭いが苦手な人というのもいらっしゃるでしょう。効果持続力はなく、短い時間で何度も吹きかける必要があります。
・アルコール消毒
次亜塩素酸水と同様、濃度によって効果が変わります。こちらも濃度を高くするとアレルギーや手荒れの可能性も高くなるので、肌の弱い方が頻繁に使用することを推奨されていません。アルコール成分が入っている製品は全てアルコール臭が発生し、刺激の強い香りにむせてしまう方も。こちらも効果持続力はないので、頻繁に使用する必要があります。
光触媒コーティングは一度の施工で長期間の効果が持続
次亜塩素酸水とアルコール消毒の違いは安全性の高さももちろんありますが、一番は持続効果の長さでしょう。市販される普通の除菌剤は短い期間で何度も吹きかける必要がありますが、一一度光触媒コーティングを施工すればこまめに除菌・殺菌する必要はりません。持続期間は諸説ありますが、コーティング剤が剥げない限りは半永久的に続くとも言われております。利用環境にもよりますが、目安として10 年以上は続くと考えていいでしょう。
光触媒コーティングは人体に影響のない安全な技術
光媒体を環境浄化目的で利用した「光触媒コーティング」ですが、飲食店や住宅、オフィス内で光触媒コーティングを行うと、周囲の人に影響を及ぼすかもしれないと思う方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、光触媒コーティング自体は光エネルギーを使って空気内の水分や酸素から酸化分解力を生み出す作用であり、有害物質をターゲットとした環境浄化作用は人体に害を及ぼすことはありません。
「特殊な技術を用いて部屋を綺麗にする」と聞くと、薬剤が飛沫して空気に漂ってしまう光景をイメージしがちですが、光触媒コーティングの場合は無害な酸化チタンの水溶液を使用するのでご安心ください。
むしろ、住宅や飲食店など屋内に漂う汚れや菌がアレルギー症状を引き起こすのを、光触媒コーティングが清潔な空間に整えて防いでくれます。
光触媒コーティングは、身体の免疫力が心配な子どもやお年寄りも健康的に過ごせる環境に導いてくれるので、清潔感のある空間にしたいならば強くおすすめします。
人が集まりやすい飲食店にこそ光触媒コーティングがおすすめ
近年はコロナウイルスが影響し、感染対策の観点から飲食店で外食するのをためらう人も多く現れるようになりました。
アルコール消毒や適度な換気、席同士の間隔を空けるなど工夫を凝らす飲食店も見かけますが、コロナウイルスの心配はどうしても拭いきれないものです。
光触媒コーティングは、空気中にある目に見えない菌を分解する効果を持っているとご紹介しましたが、浮遊するコロナウイルスにも効果があるため、人が集まりやすい飲食店で光触媒コーティングを行うことをおすすめします。
化粧品や菓子でも使用される酸化チタンで光触媒作用を促すため、飲食店の壁や天井の経過を損なうことはありませんし、絶えず照明が付いている屋内では光触媒コーティングは高い効果を発揮してくれます。
光触媒コーティングはウイルスに対しても優れた抑制作用を持っているので、コロナウイルスに悩まされる飲食店の心配を解消してくれるはずです。
ウイルスの抑制にも定評がある光触媒コーティングは、熱や湿気が溜まりやすい飲食店の厨房でも高い酸化分解力を発揮。
目立つところに発生する不衛生なカビを排除、熱による劣化退色も防いでくれるため、飲食店で光触媒コーティングを施工すれば、効果を実感しやすくなるでしょう。
飲食店で光触媒を行うならハイブリッド光触媒GLコートへ!
国内に光触媒コーティングを施工する企業は多く存在しますが、「コロナウイルスが心配」「飲食店の中を清潔にしたい」とお考えなら、株式会社グッドライフが提供する「ハイブリッド光触媒GLコート」がおすすめです。
他の企業では光触媒コーティングに銀イオンを用いているのに対し、ハイブリッド光触媒GLコートでは「ナノ銀(ナノシルバーコロイドTSSC)」を採用しています。
通常の光触媒は光が届かないと作用せず、塗布面に金やウイルス等が接触する場合にしか作用しませんでしたが、ナノ銀配合の光触媒はこの通りではありません。
ナノ銀は一般的な銀イオンが持つ高い抗菌力を持つだけでなく、散布の表面積も広め、光が届かない場所でもウイルスを引き寄せて不活化させる特徴を持っているのです。
作用が広範囲に及ぶため、不特定多数の人間が長時間にわたって集まる飲食店では光触媒コーティングの恩恵をさらに受けやすくなるというわけです。
ウイルス抑制で効果があるのはもちろんですが、トイレでも悪臭除去をしてくれるため、飲食店がさらに快適に過ごせるようになるでしょう。
分解能力が秀でているだけでなく、ハイブリッド光触媒GLコートは散布しても無臭なので臭いが気になりませんし、効果も長期間続きます。
コロナウイルスの感染防止対策にお悩みの飲食店は、ぜひハイブリッド光触媒GLコートの施工を検討されてみてはいかがでしょうか?
安心・安全で清潔感のある飲食店にするために、ハイブリッド光触媒GLコートがコロナウイルスの抑制をお手伝いいたします。
<光触媒GLコートのメリットまとめ>
- ・除菌・ウイルスを99%分解除去
- ・危機になる菌・カビを抑制
- ・優れた防汚性で汚れ防止
- ・集団感染リスクの低減
- ・お部屋の空気を浄化
- ・銀と銀イオンの良いとこ取り
光によって驚きの効果を発揮
ハイブリッド光触媒GLコートの凄いところは、太陽光や照明はもちろん、光が当たっていなくても空気の流れが少しでもあれば、光の当たらない暗所でもナノ銀の力で効果を発揮できるところです。
例え雑菌だらけのテーブルも、施工後1時間もあれば、ほぼ99%以上ウイルス・雑菌を不活性化することができます。
暗所でも殺菌効果を示すことができる光触媒コーティング剤はまだ珍しく、画期的な触媒商品と言えるでしょう。
窓や換気扇などがあり、少しでも空気が流れる場所であれば、飲食店の保管庫などに使用するのもOK。
安全なだけでなく効果も抜群なため、業務用としても安心してお使いいただくことができます。
ハイブリッド光触媒GLコートの施工実績
ハイブリッド光触媒GLコートは規模の大小問わず関東で飲食店を展開されている方を中心に施工・採用いただいており、TVやネットなどで紹介されるような有名店の施工も数多く請け負っています。
最近の施工例では、雨上がり決死隊の宮迫さんのたこ焼き店「みやたこです」様の施工も担当させていただきました。
ハイブリッド光触媒GLコートは数々の効果が見込める上に安全性も高いため、飲食店以外にも、教育機関やクリニックなどに採用されています。
<グッドライフの飲食店光触媒コーティング施工実績>
- ・横浜市内で美味しいコーヒーを楽しめるカフェ「スケアクロウカフェ」様
- ・雨上がり決死隊の宮迫さんのたこ焼き店「みやたこです」様
- ・恵比寿で牛タンを使った創作和食を提供する「恵比寿牛タン たんドコロなゆた」様
- ・浜焼き居酒屋・新鮮活貝・魚介を楽しめる「浜焼き居酒屋大丸水産川崎店」様 他多数
まとめ
今回は、光触媒の仕組みの解説から始まり、光触媒コーティングが飲食店や学校、オフィスなど人が集まりやすい場所でどんな効果を発揮するのかをお話ししました。
現在は非常事態宣言の解除前に比べると飲食店を利用する人も徐々に増えてまいりましたが、コロナウイルスの対策でお悩み中の飲食店も珍しくありません。
ですが、ナノ銀を触媒としたハイブリッド光触媒GLコートを活用すれば、飲食店の臭いや汚れを分解、ウイルスの不活化も期待できます。
フロアコーティングをお考えなら、ハイブリッド光触媒GLコートを選択肢に入れてみてはいかがでしょう?