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コロナウイルスの流行により、太陽光や蛍光灯などの光によって室内の除菌や消臭などの効果がある「光触媒」という特殊素材が、さまざまなウイルス除去の対策として注目を集めています。
ここでは、室内の光触媒コーティングについて徹底調査!
住まいや店舗、事務所のウイルス対策を検討中の方や感染症に不安を感じている方など、ぜひ参考にしてみてください。
光触媒コーティングとは
光触媒は酸化チタンという白色の染料で、電子セラミックの原料や塗料として使用されています。
「光触媒コーティング」は住宅の外壁や車のボディなどに多く用いられていますが、室内にも塗布することが可能です。
光触媒は、紫外線などの光が当たることで強力な酸化力が発生するため、汚れやカビの繁殖を防いだり、優れた抗菌力によって空気や水の浄化など多岐に渡る作用を兼ね備えた万能素材です。
室内に光触媒コーティングを行うことで、生活空間にある細菌や雑菌などを窓からの光や照明によって分解する働きを持っているため、外からのさまざまなウイルスを除去し、安心した室内空間を維持することができます。
参照元:https://www.piaj.gr.jp/roller/contents/entry/200706118
光触媒コーティングの持続性
光触媒コーティングは塗料のグレードによって耐用年数が異なりますが、外壁などの場合は最長20年ほど効果が持続!
室内の場合は光触媒の塗膜が剥がされるリスクがほとんどないので、1度塗装すればメンテナンスの必要はなく長期的に効果を発揮し続けることができます。
光触媒コーティングの安全性
ウィルスを分解するほどの強力な物質だから有害なのでは・・・と心配される方もいるかも知れませんが、光触媒コーティングは化学薬品ではないので環境にやさしく無害!
ナノレベルの粒子にした酸化チタンなので安全性が高く、アレルギーをお持ちの方や乳幼児のいるご家庭でも安心です。
光触媒コーティングはコロナウイルスにも有効
新型コロナウイルスの感染経路として、飛沫や接触によってウイルスが拡散されていることが明らかになっており、ウイルスの感染が世界的に拡大し始めてから、各国で治療薬やワクチンなどの開発や研究が行われています。
日本では、2020年10月に日本大学医学部や理化学研究所などが光触媒コーティングのコロナウィルスへの有効性について研究を行い、感染力の抑制に効果があることを発表しました。
他にも光触媒については、さまざまな大学や企業で独自の研究が進められており、光触媒がコロナウイルスに有効な物質であることが実証されはじめています。
室内に光触媒コーティングを塗布するメリット
光触媒コーティングは無色透明なので室内の壁や天井に塗布するだけでなく、家具や家電、遊具などにも使用することができます。
室内を光触媒コーティングすることでどのようなメリットがあるのか、主な機能や効果を確認していきましょう。
消臭・分解効果
クロスに付着する空気中の細菌や、タバコ、ペットなどのあらゆる日常の生活臭を光触媒が分解。
生ゴミ置き場やトイレなど、不快な臭いが発生しやすい空間の空気も常に清潔に保ってくれるので、1年を通じて過ごしやすい住環境を整えてくれます。
有害物質の除去
家具や建材から排出される有害物質「ホルムアルデヒド」を光触媒が分解し除去。
シックハウスなどの室内アレルギー疾患を持っている人でも、副作用を起こすことなく快適に生活することができます。
抗ウィルス・抗菌効果
インフルエンザやノロウィルスなどの細菌や大腸菌、サルモネラ菌などを分解し除去してくれるため、コロナウィルスにも効果が期待されています。
季節を問わず色々なウィルスに有効なので、赤ちゃんや高齢者がいる室内の除菌対策としても役立ちます。
防カビ効果
繁殖する胞子を拡散させるカビ菌に優れた効果を発揮!
水回りはもちろん、室内の壁や天井のクロスに光触媒コーティングしておくことで、浮遊している菌までしっかり分解してくれるので安心です。
防汚効果
光触媒コーティングを施した部分はセルフクリーニング作用が働き、塗膜が汚れの付着を予防し、キレイな状態を長続きさせてくれます。
特に外壁などに光触媒コーティングをすると、大きな効果が発揮できます。
外壁は雨や風で汚れやすいですし、大きな道路に面していると、排気ガスが壁についてしまいます。
そんな中、光触媒コーティングなら汚れを分解して雨で洗い流してくれますので、外壁が汚れにくくなります。
また、汚れた場合でも簡単に落としやすいので、掃除も手軽で家事の負担を軽減することが可能です。
一般的な塗料に比べて耐用年数が長い
一般的な塗料の膜は、紫外線に弱く、すぐに劣化してしまいます。
しかし、光触媒コーティングは逆に紫外線を汚れの分解に利用しているため、一般的な塗料より劣化がしにくいと言われています。
具体的にはシリコン塗料の耐用年数が3年~5年ですが、光触媒塗料の耐用年数は10年~20年と言われ、フッ素塗料と同じ程度の耐用年数があります。
なお光触媒塗料の発売から20年は経過していないため、この光触媒塗料が20年以上の耐用年数があるかは分かっていません。
光触媒コーティングが使用されている施設例
まだ耳慣れない方も多い光触媒コーティングとは言え、実は既に暮らしの身近なところで使われています。
例を挙げると電車の駅構内、役所、空港、学校や幼稚園・保育園などの教育施設、医療機関、お年寄りが集まる介護施設など。
高い効果が見込める上に耐用年数が長く、更に安全性も保障されていることから、不特定多数が集まる公共施設の室内に光触媒コーティングが導入されるケースが増えてきているのです。
もちろん民間からの依頼も同様に増加傾向にあり、飲食店・宿泊施設・タクシー会社・オフィス等への施工例などがあります。
光触媒コーティングを室内で使用するときの注意点
人と環境に優しい光触媒コーティングですが、室内に塗布する場合はいくつか注意しなければならないことがあります。
光触媒塗料の種類をチェック
開発技術の発展によって、年々新たな性能を持った光触媒塗料が商品化されています。
そのため、依頼した業者によっては価格を安く設定し、依頼主の住まいには不向きなものを塗布しているケースもあるので要注意です。
光触媒塗料の中でも、室内の少ない光でも性能を発揮してくれるタイプや、日当たりが良くない空間でも効果が得られる塗料があるので、どのタイプの塗料を使用しているか確認しておきましょう。
光触媒コーティングをした後の下塗りに注意
光触媒塗料の塗膜は、特殊な加工になっています、そのため、光触媒塗料を塗った部分を塗り替える際、下塗りの材料を間違えてしまうと、剥離しやすくなってしまいます。
また業者に塗り替えを頼む際は光触媒塗料を使っていることを伝えて、下塗りの材料を間違わないようにする必要があります。
室内への光触媒コーティングを自分でやる方法
室内への光触媒コーティングは業者を介さずに自分でやることも不可能ではありません。
市販に販売されている光触媒コーティングスプレーを購入し、水回り・内壁・ドアノブなどの気になるところにひと吹きして乾燥させることで、光触媒をコーティングすることができます。
光触媒コーティングスプレーは上記以外にもカーテンやクッションなどの布製品、テレビなどの家電といったあらゆるモノに対してオールマイティーに使用できるため、アルコール消毒剤の代わりに使用するのも良いでしょう。
ただ室内での光触媒コーティングを自己流でやる場合、以下のようなデメリットも考えられます。
・デメリット①きちんとコーティングされているか、自分ではよく分からない
光触媒コーティングは無色透明で視覚化できないため、見た目だけではコーティングされているのかどうかの判断がつきにくいという特徴があります。
また天井などの高いところへのコーティングは慣れていない人にとっては難しく、重労働に感じることも。
・デメリット②最終的なコストが業者に依頼するよりも高くなる場合がある
対策したい場所が多岐にわたる場合、スプレーを大量に購入する必要があります。
どの広さにどのくらいの量が必要という知識がなければ、実際に必要な量より買いすぎてしまうこともあるでしょう。
最終的に業者に頼む方が安かったということになれば、本末転倒になってしまいます。
・デメリット③施工に自分の時間が取られる
お部屋全体、もしくは別のお部屋にもコーティングしたいとなると、それなりの作業時間の確保が必要です。
慣れないうちはなかなか上手にスプレーできなかったり、手間取ってしまうこともあるでしょう。
その点プロの業者であれば施工に慣れているため、効率的に短時間での施工を実現することができます。
自分の時間を有意義に使うために、自分の希望を伝えて、後はプロに任せるというのは賢い選択かもしれません。
業者に依頼する際の注意点
「業者に依頼すると、だいたいどれくらいの料金になるの?」と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
室内への光触媒コーティングを業者に依頼する場合、相場としては一畳2,500円~4,000程度のところが多いようですが、依頼する業者によって価格設定方法が異なる場合もあるので一概には言えません。
ただ広範囲の施工になるほど全体的な割引が発生することが多いので、気になる方は直接HPなどから問合せてみることをおすすめします。
最初に依頼する際はHPで目星をつけた業者に見積もりを送ってもらい、それぞれの業者の対応や価格を比較してから依頼すると、後悔が少なくなりやすいのでおすすめです。
迷った時はフロアコーティング専門店【グッドライフ】にお任せを
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施工実績は15万件以上となり、創業から約25年の実績を持つ業界でも老舗の部類。
全国各地にショールームを持ち、UV、ガラス、シリコン、全種類のフロアコーティングに対応することができます。
コーティング商品によっては業界最年長の35年保証を実現させるなど、あくまでお客様の目線に立ったご提案をモットーにしています。
【グッドライフ】の「ハイブリッド光触媒GLコート」
【グッドライフ】は銀を触媒にした「ハイブリッド光触媒GLコート」を開発しました。
通常の光触媒コーティングと【グッドライフ】の「ハイブリッド光触媒GLコート」は少し違います。
その違いは、日本、米国両国で証明された安全性の高いナノシルバーコロイド TSSC (ナノ銀)を調合している点にあります。
通常の光触媒は、光が届かないと作用しない、塗布面に菌やウイルス等が接触時のみ作用するものでしたが、ナノ銀配合により光が届かない所でも作用し、非接触で浮遊しているウイルスや菌も不活化することがわかっております。
従来の光触媒のデメリットをカバーする、効果の高いハイブリット光触媒となっております。
まとめ
「光触媒コーティング」は空気の清浄化やウイルスの繁殖予防など、非常に多機能な性質を持つ優秀な塗料です。
最近流行している新型コロナウイルスにも十分な効果があると実証されています。
【グッドライフ】の「ハイブリッド光触媒GLコート」は銀を触媒にしており、暗闇でも殺菌効果を示す画期的な触媒商品です。
利用範囲は極めて広く、感染症対策として有効です。
「ハイブリッド光触媒GLコート」のある安心・快適な暮らしを【グッドライフ】はご提案します。