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近年問題になっている新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、室内空間の清潔度を高めることへの関心が高まってきました。
ただ、数々の病気を引き起こすウイルスや菌類を極少数にまで除去するのは難しい作業であり、特に不特定多数の人間が頻繁に出入りするような環境だと、個々が消毒を行っていてもなかなか感染リスクを抑えにくいのが実情です。
そこでおすすめなのが、光の力を利用して有害物質を無害化・除去してくれる「光触媒コーティング」。
光触媒コーティングは有害物質への有効性が認められている技術で、屋内で光触媒コーティングを施せばポジティブな除菌・抗菌効果を得られるでしょう。
しかし、人や動物に対して光触媒コーティングは安全かどうかが気になる方もいるはずです。
そこで、今回は光触媒コーティングが安全なのか不安に思っている方に向けて解説をしていきましょう。
ウイルスに対して効果抜群の光触媒コーティング
新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスなどの感染防止対策で、安全のためにうがい・手洗いやアルコール消毒を推奨されていますが、自身の体のケアだけで満足していては危険です。
いくら手指や口腔を清潔にしたつもりでも、目に見えない微細なウイルスはもちろん、病原性の微生物は身の回りにある物品の表面に付着しているため、人が集まりやすい空間では除菌剤を使用した試みが求められるでしょう。
とはいえ、市販される除菌・抗菌用の薬剤は製品に含まれる成分によって効果の範囲や持続力に差があり、有毒性のあるものだと安全に除菌や抗菌を行うのが難しくなります。
また、周囲の安全を守るためとはいえ要所ごとで除菌・抗菌対策を施すのは手間がかかるだけでなく、薬剤の使用箇所を誤れば家具やインテリアを傷めてしまう可能性も考えられるでしょう。
そこで、除菌・抗菌対策の一環で注目を集めているのが、冒頭でもお伝えした光触媒コーティングです。
光触媒コーティングは抗菌・抗ウイルスに関する効果が優れており、アルコールや塩素系の薬剤を使うよりも安全に感染対策を行える魅力があります。
光触媒コーティングは人体に有害となる作用を引き起こさず、安全にウイルスや細菌を排除してくれる施工技術なのでおすすめです。
光を触媒にあらゆる有害物質を除去
光触媒コーティングは、太陽光・照明などの光を利用して特定の物質が持つ環境浄化作用を促す技術になります。
光触媒のコーティング剤には酸化チタン(TiO2)が含まれており、この酸化チタンが光に当たることで強力な酸化作用を発揮してくれるのです。
光触媒コーティングによる環境浄化作用は建造物の外壁や屋根でも有効で、常に日光を浴びる場所に施工すれば付着した汚れ・有害物質を除去してくれるうえに、雨が分解した物質を落としてくれるため、セルフクリーニング効果はとても優秀です。
ひと昔前までは光触媒コーティングは紫外線のみに反応していましたが、近年では光触媒コーティングの研究が進み、紫外線以外でも室内照明の微量な光でも反応する可視光応答型の光触媒コーティング剤が開発されています。
なので、建物の外観を綺麗な状態に保つだけでなく、屋内を安全で清潔な空間にしたいなら可視光応答型の光触媒コーティングがおすすめです。
光触媒コーティングの施工で得られる効果
室内や設置されている設備に光触媒コーティングを行えば、さまざまなメリットが生まれます。
光触媒コーティングにはどんな効果が含まれているのかを以下で紹介しましょう。
➀ 防汚効果
光触媒コーティングによる酸化分解力は、壁や物に付着して通常の清掃活動では除去できないような汚れも落とすほど強力です。
タバコのヤニ、しつこい油汚れ、窒素酸化物(NOx)といった汚れを落としてくれるだけでなく、更なる汚れが付着しづらくなります。
壁や天井の目立つ汚れを落とすために有毒な薬剤を使う方もいらっしゃいますが、光触媒コーティングは光さえあれば問題ないので、比較的安全に施工できるでしょう。
➁ 防臭効果
気になる汚れを除去してくれる作用以外でも、光触媒コーティングは悪臭の原因となる有害物質を除去するので、空気が浄化されて安全で快適な住環境に整えてくれます。
喫煙スペースがある場所や生活臭が溜まりやすい場所だと、換気していても臭いが解消されないこともありますが、光触媒コーティングなら臭いを生む微生物を分解してくれるのです。
また、浴室や台所などの水回りではヌメリがきつい臭いを発生させやすいですが、環境浄化作用によって汚れも臭いも安全に洗浄できます。
➂ 除菌・抗菌効果
光触媒コーティングを表面加工すれば、除菌・抗菌作用が働いて細菌や雑菌、カビ菌など安全を害する多くの物質を除去できるでしょう。
大腸菌、黄色ブドウ球菌といった人体に対して悪影響を引き起こす菌類を分解し、さらに余計な有害物質が付着しないように抗菌効果で菌類を寄せ付けなくなるのです。
一般家庭で広く浸透しているアルコール系の消毒薬では、成分濃度の都合で除菌・抗菌が簡単にはいかないため、安全な住環境に整えたいならば光触媒コーティングが持つ酸化分解力を利用するといいでしょう。
➃ 抗ウイルス効果
光触媒コーティングの効果はウイルスにも有効であり、施工済みの物に触れたさまざまなウイルスの不活性化・分解を促して水や二酸化炭素へ変化させる魅力があります。
自宅などで行う除菌・抗菌ではアルコールや塩素系の薬剤で対処することも多々ありますが、使用用途や成分次第でウイルスにまで効力が及ばない、薬剤が人体に触れて肌のかぶれやアレルギー反応を引き起こす恐れも考えられるでしょう。
特に次亜塩素酸ナトリウムなどの塩素系の薬剤を使う際、成分の配合を間違えて有毒な塩素ガスを発生させるリスクも含まれます。
しかし、光触媒コーティングは危険度の低い薬剤を使って施工を行うので、安全なウイルス対策が実現できるのです。
光触媒コーティングはさまざまな場所で施工できる
先ほども触れたように、従来の光触媒コーティング技術は紫外線にしか反応を示さないレベルでした。
ですが、現在は窓からの光や室内照明の微量な光でも環境浄化作用を起こせるようになったため、光触媒コーティングの施工可能範囲は各段に広がりました。
各家庭をはじめ、学校や宿泊施設、レジャー施設にオフィスなど、“光”が用意できる環境ならば施工可能です。
それだけでなく、光触媒コーティングは一度施工すれば何度でも空気浄化作用を繰り返す働きがあり、定期的に薬剤を壁や物に散布する必要もありません。
光触媒コーティングは本当に安全なのか?
光触媒コーティングの簡単な仕組みや施工して得られる効果をお話ししましたが、肝心なのは施工自体が安全かどうかでしょう。
確かにウイルスや細菌へ有効な薬剤というのは、往々にして人体に対して問題がある場合もあり、空気中に漂った薬剤を吸引して目や鼻などの部位に刺激を与えるリスクも考えられます。
ですが、光触媒コーティングは他の除菌剤に比べても安全に施工できるのが魅力です。
光触媒コーティング剤に含まれる酸化チタンは白色顔料として古くから使われている物質であり、化粧品や菓子の着色料でも使用されています。
酸化チタンそのものは無味無臭であり、食品添加物の認定も受けていることから安全な物質であると判断できるでしょう。
光触媒コーティングはウイルスや細菌、汚れの原因になる有機物を対象に分解を行う安全な技術であり、施工後に人や動植物に影響を及ぼす心配はありません。
そして、光触媒のコーティング剤には酸化チタン以外でも銀を含ませている場合が多く、銀も同様に安全な物質として知られています。
食器類や点眼薬にも昔から銀は使われており、水銀とは異なり銀が人体に対しての毒性があると報告されていないのです。
ナノレベルの銀をコーティング剤に配合させることにより、抗菌作用を高めてより安全な住環境に整えてくれるでしょう。
ハイブリッド光触媒GLコートは安全で効果抜群
光触媒コーティングを施工する業者は国内に多く存在しますが、「安全に新型コロナウイルス対策を行いたい」「長期間効果が続くものを選びたい」と思うならばハイブリッド光触媒GLコートがおすすめです。
ハイブリッド光触媒GLコートは、株式会社グッドライフが提供する高品質のコーティング技術。
通常の光触媒コーティングだと、日光や照明の届かない場所だと環境浄化作用が発揮しづらい面がありましたが、ハイブリッド光触媒GLコートの場合は安全を保証された「ナノシルバーコロイドTSSC(ナノ銀)」を使用しており、暗所であっても光触媒効果が期待できます。
人やペット、観葉植物の安全が確認されているだけでなく、各種ウイルスに対応した優れた抗菌効果、アレルギー症状や悪臭の原因になる有害物質・微生物を徹底的に分解してくれるので、人の出入りが激しい場所でも安全かつ清潔な状態を長期的に保つことができるのです。
ランニングコストを気にする必要もなく、光触媒の効果も持続性が高いため、安全な生活を送るためにもハイブリッド光触媒GLコートをご検討ください。
まとめ
今まで光触媒コーティングの情報が無かった方にとって、今回の解説が参考になれば幸いです。
光触媒コーティングは健康を阻害するリスクが低く安全に施工できる技術であり、新型コロナウイルスやノロウイルス、インフルエンザウイルスに対しても効果を大いに期待できます。
自宅はもちろん飲食店や学校でも施工実績があるため、興味がある方はお気軽にご相談ください。